皆さま、こんにちは、壱岐市P連会長の柴山です。
6月25日(土)18:30~19:30の日程で、壱岐市PTA連合会特別研修 「ウクライナから考える私たちの人権」を開催しました。
Zoomを使った市P連初のフルオンライン研修でしたが、17名の方にご参加いただきました。
まず、私の方から人権についてのおさらいをさせていただき、みんなで「人権とは何か?」を少し学んだ後で、NPO法人 Beautiful Worldの小野一馬様にご講演いただきました。
ウクライナの文化等から、現地の戦禍の状況、日本での支援活動について、お話いただき、ウクライナで人権がないがしろにされている状況に衝撃を受ける参加者もいたようです。
2月24日のロシア侵攻から4カ月が過ぎ、徐々に、TV等からウクライナ侵攻のニュースが少なくなってきました。
私たちはこうして日本で平和に暮らしていますが、ウクライナや世界には、ミサイルや銃弾におびえながら、身の危険にさらされている人々がいることを認識し、考えること、感じることがとても大事だと思います。
最後に小野さんは「戦争が終わっても、ウクライナの復興には長い長い年月がかかります。私は妻の祖国であり、私も暮らしたウクライナ支援を一生続けていきます。」とお話されたのが、とても印象的でした。
研修後のWEBアンケートの感想を以下に掲載しております。
『人権とは「普通の生活」とお答え申しました。 しかし、この普通を皆が手に入れることがこんなにも難しいことだと、改めて痛感した次第です。 また、苦しみ?という言葉では表現できないほどの状況下にいる人々のために壱岐市でも受け入れて、、 とか生半可に考えていたのですが、言語、医療、教育、壁はいろいろあるのですね。 でも、何か支援を!という思いは変わりません。またよろしくお願いいたします。』
『自宅だと子どもがいて、集中して、お話が聞けないのが残念でした。 でも、オンライン開催でも、こうやってお話を少しでも聞けたこと、ありがたく思っています。 貴重なお話そして、小野夫妻にも今後とも頑張ってほしいと思ってます。 自分に出来ることを自分なりにやりたいと思っています。 』
『家族で視聴しました。ウクライナのことがより身近に感じられました。 あんなに美しい街が突然取り返しのつかないことになってしまう、、、 平和のために自分達ができることを考えていきたいと思います。今日はありがとうございました。 』
『娘と一緒に視聴しました。テレビでは報道されない部分も 沢山あるんだと思いました。 そして戦争が終わっても復興には時間がかかること 改めて感じました。 今後も定期的に現状の報告をお聞きし 改めて自分たちにできることを考えて行ければと思います。 』
『戦争は許されない人権侵害だと思います。世の中には様々な人権問題がありますが、 無関心になるのではなくまずは色々な事を知ることからはじめ、自分なりにできることを考えていきたいと思いました。』
親子でご参加いただいた方もあり、今回の「親子で人権を考える」という目的も果たせたものかと思います。
ご参加いただいた皆様、そして、NPO法人 Beautiful Worldの小野一馬様、小野ヤーナ様、ありがとうございました。
NPO法人 Beautiful WorldのWEBサイトから寄付等の支援ができますので、よろしくお願いいたします。
(2022.7.28追記)
壱岐新聞に記事掲載いただきましたので、こちらに掲載させていただきます。研修会の小野さんの言葉がとてもわかりやすく伝わってくる記事になっています。(壱岐新聞 立場川さんありがとうございました)