PTA広報誌で読みやすい文章と気をつける漢字

皆さん、こんにちは。会長の柴山です。

壱岐市PTA連合会では、広報誌「四風」を年2回と、「市P連だより」を年1回、広報部皆さんの協力で発行しています。

今年の広報誌「四風」前半号は、郷ノ浦・石田チームの皆さんで、写真撮影や記事編集・構成を行いました。後半号は、勝本・芦辺チームの皆さんが担当となります。

前半号を制作する際、広報制作初めての方や不慣れな方もいて、文章の書き方やPTA広報誌の漢字表記の仕方に時間をとられることが多かったので、今後の広報部員の皆さんに引き継げるものをここに残しておこうと思います。

読みやすい文章の書き方

文章の書き方は色々とありますが、特に気をつけたい5つのポイントを挙げてみました。

①文章は短く。長い文章は読みにくいので、2つにわけるなど心がけましょう。

②読点「、」の使い過ぎに注意。あまり区切りすぎると読みづらい。

③なるべく簡単な言葉をつかう。「開始されました。」→「始まりました。」等、文章がやわらかくなる表現へ。

④漢字とひらがなのバランスを考える。漢字が多すぎたり、ひらがなばかりの文章は読みにくい。難しい漢字はひらがなにして読みやすくしてOK。

⑤接続詞は省いてもOK。「そして~」、「それから~」、「だから~」がなくても、意味が通じれば省く。

PTA広報誌で気をつけたい漢字

PTA広報誌で気をつけたい漢字はいくつかありますが、一番わかりやすいのが、「子供」ではなく、「子ども」でしょうね。また、「子供達」も「子どもたち」が一般的です。

①子供 → 子ども
②子供達 → 子どもたち
③私達 → 私たち
④障害者 → 障がい者・障碍者
⑤父兄・父母 → 保護者
⑥母子家庭・父子家庭 → ひとり親家庭
⑦下さい → ください
⑧頂く → いただく
⑨お願い致します → お願いいたします
⑩中学生 → 生徒
⑪小学生 → 児童
⑫事 → こと
⑬物 → もの
⑭様 → よう
⑮為 → ため
⑯等 → など
⑰出来る → できる
⑱様々 → さまざま
⑲及び → および
⑳致します → いたします
㉑頂く → いただく
㉒毎 → ごと

編集後記の書き方

広報誌最後のシメとなる編集後記。短い文章の中にも、想いを込めましょう♪


①編集を終えての挨拶

②取材や編集の中で感じたこと

③結びの言葉


オーソドックスな形だとこのようになりますが、もちろん取材の裏話や面白いエピソード、ハプニング等を書くのもオリジナリティがあって楽しいですね。

また、代表者や編集長1人が書く以外にも、編集後記を何人かでわけて書いて、最後に(柴山)といった名前を記すパターンもあります。

取材、撮影、編集と何かと忙しい広報部ですが、保護者や地域の方々にも読んでいただけるものなので、ぜひ、楽しく、読み応えのある紙面を作っていただければ幸いです。